毎日飲む方も多いコーヒー。そこで気になるのが、血糖値とコーヒーの関係ですよね。コーヒーは血糖値を上げるのか下げるのか。

一言でまとめると、
糖尿病を発症してない方がコーヒーを飲むと、糖尿病の予防になりますし、食後の血糖値を下げる効果が期待できます。

そして糖尿病を発症してる方がコーヒーを飲んだ場合は、血糖値を上げる可能性が高いというのが現在の見解になっています。

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医師チーム
 コーヒーで血糖値を下げる

 コーヒー1日10杯以上で糖尿病にならない?

 ポリフェノールのクロロゲン酸が食後の血糖値を下げる

 糖尿病発病後のコーヒーは血糖値を上げるが
  トクホのコーヒーもある


コーヒー1日10杯以上で糖尿病にならない?

フィンランドの調査で分かったのは、1日10杯以上のコーヒーを飲んだ場合、女性は79%、男性で55%も糖尿病になる確率が減るという事でした。

また日本(国立国際医療研究センター)でもコーヒーは糖尿病になるリスクを減少させると報告しています。週に3~4回コーヒーを飲む人は飲まない人に比べて、女性は38%、男性で17%減少するというものでした。

一日10杯以上コーヒーを飲むのは難しいと思いますが、フィンランドの調査では1日3~4杯のコーヒーでも女性は29%、男性で27%糖尿病のリスクが減少すると発表してますので、コーヒーを飲めば糖尿病の予防になるのは間違いないと思われれます。

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ポリフェノールのクロロゲン酸が食後の血糖値を下げる

上記の調査結果と関係しそうなのがコーヒーに含まれるクロロゲン酸です。

ノンカフェインコーヒーでの調査ですが、コーヒーを飲んだ時と飲まないときで、食後の血糖値が明らかに下がるという結果を報告しています。

研究者の一致した見解は、コーヒーのポリフェノールのクロロゲン酸が血糖値を下げるというものでした。やはりコーヒーは糖尿病予防になるという事を表しています。

糖尿病発病後のコーヒーは血糖値を上げるが
 トクホのコーヒーもある


2型糖尿病患者に3日間コーヒーカプセル(コーヒー4杯相当)を飲んで食後の血糖値がどうなるのか?調査した結果をお話しします。

朝昼晩3食でコーヒーカプセルを飲んで調べたところ、コーヒーカプセルを飲まない日と比べて、朝食で9%、昼食で15%、夕食で26%血糖値が上がるという結果でした。

もちろん3食とも適量の炭水化物を食べての調査になりますが、糖尿病患者がコーヒーを飲むと血糖値を上げる事は明らかのようです。

調査した研究者のお話しでは、コーヒーに含まれるカフェインが血糖値に悪影響を与えると結論付けています。

もしも糖尿病と診断されていて、それでもコーヒーが飲みたい方は、血糖値を下げるトクホのコーヒーもありますので試してみるのも良いかもしれません。


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