肉の脂肪は主に飽和脂肪酸で出来ており、体内に入ると固まりやすい性質をもってますが、魚の脂肪はそのほとんどが不飽和脂肪酸で、体内に入っても液体脂肪のままという特徴があります。
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魚介類の成分で血糖値を下げる
①青魚の脂肪成分EPA&DHAで血糖値を下げる
②加熱すると赤い魚介類、アスタキサンチンで糖尿病を改善する
③いか、タコ、貝類のタウリンとクロムで血糖値を下げる
今回は、魚介類に含まれる血糖値を下げる成分、EPA、DHA、アスタキサンチン、タウリン、クロムの5つについてまとめておきます。①青魚の脂肪成分EPA&DHAで血糖値を下げる
②加熱すると赤い魚介類、アスタキサンチンで糖尿病を改善する
③いか、タコ、貝類のタウリンとクロムで血糖値を下げる
①青魚の脂肪成分EPA&DHAで血糖値を下げる
青魚の脂肪に多く含まれるEPA&DHA、不飽和脂肪酸の一つで脂質や血糖値を下げたり、ストレスを抑制する働きがあります。
EPAを多く摂取する人は、心疾患や血栓の病(動脈硬化や脳梗塞など)が少ないことが研究結果から分かっています。
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②加熱すると赤い魚介類、アスタキサンチンで糖尿病を改善する
加熱すると赤い魚介類(かに、えび、いくら)には、抗酸化作用を強くするアスタキサンチンという成分が多く含まれています。
このアスタキサンチンという成分は、血糖値を下げるだけでなく、糖尿病腎症を予防する事も大学の研究結果から分かっています。
③いか、タコ、貝類のタウリンとクロムで血糖値を下げる
いかやタコに含まれるタウリン(アミノ酸)は血糖値のコントロールに有効とされ、貝類特にあさりに多く含まれるクロムは、体内インスリンを活性化して血糖値を下げる事が分かっています。
今回は、血糖値を下げる魚介類を見てきましたが、青魚(イワシ、サンマ、鯵など)や加熱すると赤くなるいかやタコやカニなどが糖尿病の食事に良いことが分かりました。
肉ばかり食べる生活に心当たりのある方は、魚介類中心の食生生活に変えていき、血糖値を下げるように頑張りましょう。